ブログ初心者にオススメ!-「うまく」「はやく」書ける文章術

この記事は約5分で読めます。

book_review

こんにちは、ダイクン(@channelsland)です。

学生の頃はレポートなどがありましたが、社会人になると仕事でのメールや資料を書くことはあっても、まとまった長い文章を書くことってあんまりないですよね。

僕もブログを始めてある程度まとまった文章を書こうとしたときに、どう書いていいのか分からない!ってとても困りました。

そういう悩みに対する答えを求めて買ったのがこの本、「「うまく」「はやく」書ける文章術(著者:山口拓朗)」。

今日はこの本の中から、僕がブログ記事を書くにあたって参考にしたポイントをご紹介します!


スポンサーリンク

ネタがなければ、何も書けない!ネタを集めるには?

この本、サブタイトルに「何を書けばいいかわからない人のための」とある通り、仕事のように何か目的があらかじめ設定されているような場面ではなく、ブログのように自分で自発的に何かを発信するような場面を念頭に置いて書かれています。

そのため、記事ネタの集め方のようなトピックにも、多くのページが割かれています。

アンテナが張られると、必要な情報に気づく“目”ができます。一見すると無関係に思える事柄からも、必要な情報を拾ってこられるところが「アンテナ張り」の真骨頂です。

ブログに書けるようなネタは自然には集まってきません。ブログを書いてる人の多くは、ネタがなくなる不安感と戦っているんじゃないかと思います。

この本では、日常の中からいろんな情報を吸収するために自分からいろんなところにアンテナを張ろう!と言っています。

以前は気にしなかったのに、何か好きなものが出来たとたん、それに関するものが自然と目につくようになるって、確かによくあることですよね。

僕もゴルフを始めてから、通勤途中に「あ、こんなところにも練習場あったんだ!」とか「こんなところにゴルフショップがあるなんて気づかなかった!」みたいなことがよくあります。

今までずっと通っていて気づかなかったものが、自分がアンテナを張ることで情報が向こうから飛び込んでくる感じ。これを活かさない手はない。

あとはいかにいろんなアンテナを張れるか、そこが重要になりますね。意識的にいろんなアンテナを張って、「散歩するだけでブログネタが湧いてくる!」みたいな生活を目指したい笑

情報をうまく活用できる人は、ひとつの情報をふくらませたり、分解したり、他の情報とくっつけたりしながら、「石ころ」のような情報でも「宝石」へと磨き上げることができます。

自分に特に欠けていると感じたのが、この情報を「活用する」能力。

せっかくアンテナを張って情報が集まっても、それぞれ独立した事実を知っているだけでは本当に情報を「活用」できているとは言えません。

蓄積された情報を有機的に組み合わせて、まさに「宝石」を生み出せるような思考パターンを意識的に養っていこうと思っています。

とはいえ、初めはなかなか無意識でつながりを生んでいくのは難しい。「石ころ」情報をメモに書き出して、意図的にいろんな情報を組み合わせて「宝石」が作れるか遊び感覚でいろいろやってみるのも面白いかもしれないですね。

文章の基本 – やっぱり読者第一!

書く人は、読む人に貢献しなければなりません。

 

文章作成は、「サービス業」なのです。

 

書き手が意識すべきは、「どうすれば読む人に貢献できるだろうか?」という一点に尽きます。

挙げればきりがないですが、とにかく「読者第一!」ということが繰り返し出てきます。

ここまで書かれると嫌でも「大事なんだなぁ」って伝わります笑

本当に大事なことって、同じトピックを扱っている本を何冊も読んでいると何度も繰り返し出てきます。そういう意味ではこの「読者第一」が分かりやすい文章を書くための真理なんだというのは改めて痛いほど分かりました。

読者が知りたいと思っていること。読者が疑問に思っていること。読者が興味・関心をもっていること。それらを踏まえたうえで問いを立てていくのです。

この辺りは、いわゆるペルソナ設定という部分につながってきますね。

以前「ブログを評価してもらったおかげでペルソナ設定の重要性に気が付いた話」に書いたように、読者を具体的にイメージすることが分かりやすい文書を生み出すのにどれだけ貢献するかというのは、このブログでの実体験を通じて理解できました。

今はまだなかなか自分以外の問題意識を持った人に対する記事って書けていないですが、この辺りを意識することで同じトピックでも、想定する読者別に複数の記事が書けそうですね。

読んでくれた人を動かせる文章を書くには、、、

人の体験には、必ず体験者自身の感情・考えが付随します。その感情・考えを文章にしなければ、読む人の心は動かせません。

やっぱりブログを通じて自分の言葉を発信している以上、読んでもらった人の心を動かせるような文章を書きたいですよね。もっと言えば、ファンになってくれるような人を作りたい!

聴衆のハートを鷲づかみにしたうえで、彼らに腹落ちさせるためには、エモーションとロジックの両方が必要なのです。

実生活も含めてですが、自分の癖として少し淡々としすぎる自覚があるので、たまには熱量のある「アツい」文章を書けるように意識していかないと笑

こういうのも特に初めのうちは意識しないと素の自分に戻っていっちゃうんですよね。試行錯誤しながら、いいバランスを探ろうと思います。

まとめ

まとめると、ブログを書く人には役立つ内容満載といっていいです。

分かりやすい文章を書くためのテクニック的なこともたくさん書かれているんですが、今回はもっとハイレベルなマインドの持ち方という視点に絞って、参考になったことをご紹介しました。

番外編として「SNSで使える文章術」という章もあったりして、ネットを使って自分発信をする人達に向けて考え方から実践まで、幅広く役に立つ情報が書かれています。

そういう意味で、ブログを書き始めた、もしくは始めようとしているブログ初心者にはとてもオススメ出来る本なので未見の方は是非読んでみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました