バスケットボール

Bリーグ観戦初心者にオススメ!「ボールマンがすべてではない」

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こんにちは、ダイクン(@channelsland)です。

このブログでも何度か記事にしている通り、長男がミニバスを始めたのを契機に、我が家ではBリーグ熱がビットコイン相場並みの急激な高まりを見せています笑

11月に初めてゲームを観戦した後、あまりの楽しさにすぐに次観に行くチケットを予約。さらに、来年1月に熊本で行われるBリーグオールスターゲームも長男と2人で観戦に行くことに!

とはいえ、僕自身はバスケットボールをちゃんとプレーしたことのないド素人。当然戦術なんかは全く知らなかったので、もっとゲーム観戦を楽しむためにバスケの戦術を勉強したいと思っていたところ、偶然本屋でこんな本を発見!

バスケットボールをプレーしたことのない人が戦術を理解するのにすごくいい本だったので、紹介したいと思います。

僕と同じく、Bリーグファンでバスケ戦術を知りたいと思っている人にはオススメです!

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観戦者としてより深くスポーツを理解するために

プレーの方法とプレーの観戦は全くの別

これはバスケットボールに限ったことではないですが、実際に自分がプレーする方法論とプレーを外から観戦する方法論って全く別物です。当たり前ですけど。

プレーを観る側としては、シュートをどう打つとかドリブルをどうやるかという知識は必要ないですが、今プレーヤーがどういう戦術でプレーをしようとしているのかという知識はあった方が試合をより深い部分で楽しめます。

もちろんプロプレーヤーの派手なプレーを観るだけでも楽しめるのですが(実際、戦術もなにも理解せずに見に行ったBリーグのゲームはとても楽しかった)、プレーの裏にある戦術を理解しながら見ることで、どんなスポーツでも何倍も楽しくなるはずです。

バスケットボール観戦者向けの戦術本は稀

とはいえ、実際に自分がプレーしていなかったスポーツの戦術を理解するには、「勉強」する必要があります。

日本での2大スポーツとなった野球とサッカーでは、「観戦術」だったり「戦術論」の本はかなりあります。実際にプレーする人ではなく、観る人に向けた本がちゃんとあるんですね。

しかしながら、Amazonで調べてみても、バスケットボールで観戦者の視点で書かれた本というのは見つかりません。戦術が書いてある本はありますが、どれも「練習法」とか「実践」という言葉とセットになっていて、やはりプレーヤー向けの本になっています。

これは当然といえば当然で、Bリーグが出来るまでなかなかバスケットボールがプロスポーツとして脚光浴びることはなかったので、(アメリカのNBAをテレビで観戦する人たちは別にして)生でバスケットボールのプレーを目にする機会は少なく、観戦者目線の本には需要がなかったということでしょう。

この本の冒頭にもBリーグはそれまでのNBLやbjリーグに比べて大きく観客動員数を伸ばしており、メディアでもバスケットボールが多く取り上げられるようになったとあるように、Bリーグ発足に伴う観戦者の増加が間違いなくこの本の出版の背景にあるようですね。(ちなみに初版発行は2017年10月)

この本は、たまたま書店をブラブラしている時に目に留まった本で、当然即購入。本当に貴重な本だと思います。

バスケット観戦初心者に最適

純粋なバスケットボール戦術本

この本はバスケを実際にプレーする観点での記述は全くなく、純粋に戦術だけの本。自分でプレーしたことがない人でもちゃんと理解できます。

目次項目からも、純粋な戦術本であることが一目瞭然。

  1. あまりにも特徴の多いバスケットボールというスポーツ
  2. オフェンス
  3. ディフェンス
  4. ディフェンス戦術 vs オフェンス戦術
  5. 日本バスケが世界で上位を取るために

それぞれの章で、図とともにいろんな切り口でバスケの戦術が解説されています。

戦術の基礎が分かる

僕はこれまで全くバスケットボールと縁がなかったので、戦術なんて何も知りません。

そういう人でも、この本を読むと「理論上」どういう戦術があるのか、そして相手の戦術に対してどういう対抗手段がありうるのか、ということを知ることが出来ます。

特にオフェンスは、メンバーのポジション・プレーのスピード・プレーの自由度・試合展開の中でのシチュエーション・チームの特徴など、いろんな切り口からその時に選択されうる戦術が紹介されてます。

思っていた以上に多種多様な戦術があるんだなぁ、と面白いやら感心するやら。初めて知ることがばかりなので、かなり楽しめました。

ちなみに、著者の1人は千葉ジェッツのヘッドコーチの方なので、チームに所属しているメンバーの特徴を前提に実際に選択している戦術なども解説されていたりするのですが、今は選手の特徴がよく分からないので、ふーん、という感じ苦笑。

もっといろんな選手の特徴なんかが分かるようになると、さらに面白いんだろうなぁ。

専門用語は調べないといけない箇所もあり

唯一残念なのは、一部、調べないと分からない言葉が出てくる点。

全編を通じてページの下に補足欄が用意されていて、文中に出てくるバスケ用語についてはかなり補足説明が記載されていて、バスケを知らない人にも親切な作りにしようとした意図は伝わってきました。

それでも、全くのバスケットボール初心者には分からない言葉が文中に出てくるようなことが結構あり、そういう時はGoogle先生に聞いてみるしかありませんでした。

実際の試合を見るのが楽しみ

本当の理解には「ゲーム観戦」という「実践」が必要

この本は戦術を勉強するにはすごくいい本ですが、当たり前ながら、この本を1回読んだだけでバスケットボールの戦術が全て分かるようになるわけじゃないです。

この本を読んで「勉強」した中身を「実践」する場として、実際のバスケのゲームをたくさん見ることが大事。そうやっていくうちに、少しずつ戦術が分かるようになってくるはず。

そういう意味で、この本でほんの少しでも戦術を理解した状態で実際の試合を見に行くのがすごく楽しみ。きっと今までとは違う視点で見られるだろうし、いろんな発見があるんじゃないかと期待してます。

TV観戦も検討中!

実際に試合会場で観戦できる機会は限られているので、TVでも試合が見られるように契約しようか悩んでるところ。やっぱり何事も数をこなさないと身につかないですしね。

以前よりは増えたとはいえ、まだまだ無料で見られる地上波/BSでの放送は少ないのが現状。本気で見るなら、CSもしくはネットメディア(SportsNaviLIVE)の契約が必要になります。

そうなると当然、月に1,500円くらいの費用がかかるので、どうしようか悩んでいるところ。契約しても時間がなくて見れない、とかじゃもったいないですからね。

このあたりはまた別の記事にする予定です。

まとめ

これからは、この本の中身と実際の試合観戦とを繰り返し行ったり来たりしながら、少しずつでもバスケの試合がより深く楽しく観戦できるようになるのが目標。

きっと同じように最近Bリーグを見始めて、戦術をもっと理解したいなと思っている人って結構いるんじゃないかと想像しているので、そういう方は是非手に取ってみてください!

 

<参考記事:他にもBリーグについてこんな記事を書いています。是非ご覧ください!>

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