【刺激が大事!】骨折のリハビリから学んだ脳の柔軟性 | channelsland

【刺激が大事!】骨折のリハビリから学んだ脳の柔軟性

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こんにちは、ダイクン(@channelsland)です。

これまでの記事で以前に大きなケガをしたことに触れていますが、人間、大きなケガをするといろいろと学ぶことがあるものです。僕の場合はリハビリを通じてかなり面白い経験を出来ました。

というわけで、今日はそのケガの回復過程で感じた人間の脳が持つ「柔軟性」について書いてみたいと思います。

骨折→リハビリでの経験

レーシングカートでの大怪我

身体、動かしてますか?スポーツのススメ」でも書きましたが、10年近く前にレーシングカートの事故で左足首から下を大きくケガしました。

足の真ん中にある中足骨は第3から第5までの3本が折れ、そのうち小指の根元にあたる第5中足骨は粉砕骨折、足首も脱臼&骨折していました。

カートは自動車と違って左足ブレーキなので、事故の時に咄嗟にブレーキを思いっきり踏んでいたせいで、左足がすべての衝撃を吸収してくれたんでしょう。

足がこれだけの状況だったにも関わらず、足首から上はほぼ無傷でした。

その後の治療とリハビリ

その後はピンを入れて骨を固定したり、粉々になった骨の代わりに腰骨を移植(!)したりしつつ2回の入院、計3回手術を受けて何とか普通に歩けるようになりましたが、怪我した当初の入院は2ヵ月以上におよびました。

それだけひどく骨折していると、当分の間は左足を地面に着くことは出来ません。結果的に2ヵ月以上はは全く左足に荷重がかからない状況に、、、。

ある程度傷が回復してくるとリハビリが始まりますが、そこでの経験がとても興味深かった。

リハビリはもちろん筋力や可動範囲を戻す物理的なものがメイン。それは使っていなかった筋肉が落ちてしまったり、ケガしたところが動きにくくなるので、どんなものかはだいたい想像つきますよね。

でも興味深かったのは、感覚系のリハビリです。

刺激がないと脳は身体を正しく認識できなくなる

興味深かったのは、こんなリハビリ。

僕は目をつぶり、理学療法士が足の裏を触って、足のどの部分を触っているかあてるんです。始めたばかりの頃は、足のイメージを上下左右に4分割するところからスタート。

これ、普通の人は「何でそんなこと聞くの?分かるにきまってるじゃん!」と思いますよね?

それが、たった2ヵ月足を地面につけずに刺激が与えられないだけで、どの部分を触られているのか分からなくなっちゃうんです。

触られている感覚はあっても、どの部分か分からない。

イメージ的には、「物理的な神経からのインプット」と「脳内にある身体イメージ」とのマッピングがリセットされてしまった感じ

これは自分自身、衝撃的でもあり興味深くもありました。

おかげさまで、その後のリハビリでまただんだんとマッピングが回復してき、始めは4分割で認識していたものを8分割、16分割というように細かくしていって、最終的には以前のような感覚に戻りました。(神経そのものが物理的に傷ついた部分は、感覚が鈍い部分はありますが。)

人間の脳って柔軟!

この経験から分かるのは、人間の脳ってのは日々いろんな感覚系の刺激によって絶えず更新されているということ。刺激がなくなれば衰えるし、刺激を加えれば発展する。

自分が経験したのはマイナスからの回復でしたが、これって今の状態からのプラスにも使えるってことですよね。

しかも、身体能力に関わる部分だけじゃなくって、きっと思考パターンや情報の処理能力についても同じなんじゃないかと思っています。脳は与えられた情報を処理するために、自分でそのための処理回路を作り上げていける能力を持っているはずです。

そういう意味では、大事なのは自分の能力(脳力)を信じて、これまでになかった刺激を与えてあげること。そうすれば、きっと新しい力を身に付けることが出来るんじゃないでしょうか。

まとめ

失ってみて初めて気づくことがあるとはよく言いますが、人間の脳って思っているよりも良くも悪くも柔軟に出来ていることに自分の体験を通じて気づかされました。

簡単に壊れる「脆さ」もあるし、そこから能力を回復していく「強さ」もある。

長らくこの時の感覚を忘れていましたが、ブログを始めてから、ネタを探すためにこれまで経験したいろいろなことに思いを巡らせているうちに、あの時感じた感覚を思い出すことが出来ました。

これからは改めて自分の脳を信じて、この柔軟性をうまく利用できるように、これまでは張っていなかったアンテナを張り、ブログ記事執筆を通じて脳に刺激を与え続けていこうと思います。

そうすればきっと脳が「新たな機能」を「実装」してくれることでしょう笑!