モノ

【お気に入りアプリ紹介】日本の四季を味わえる「暦-くらしのこよみ」

この記事は約6分で読めます。

こんにちは、ダイクン(@channelsland)です。

日本は四季のうつろいがあって、どの季節にもその季節ごとの魅力がありますが、今日はそんな四季の移り変わりをより実感できるお気に入りアプリをご紹介します。

その名も「暦(くらしのこよみ)」

「七十二候(しちじゅうにこう)」と呼ばれる昔からの季節の区切りと、その時々の旬のものを教えてくれる、すごく「あたたかい」アプリです。

iPhoneでもAndroidでもリリースされているアプリなので、どちらのユーザーの方もご覧ください!

スポンサーリンク

アプリ『暦 – くらしのこよみ』とは

アプリの機能

今日ご紹介する『暦-くらしのこよみ』は、「うつくしいくらしかた研究所」というところがリリースしている、日本の七十二候という暦を知らせてくれるアプリ。

アプリのご紹介 | うつくしいくらしかた研究所
日本人が古くから日々の暮らしの中で実践してきたことや、暮らしの中にあった考え方に改めて注目し、現代にも受容されうる「うつくしいくらしかた」を提案する研究所。

iOS用のAppStoreの説明書きから、紹介分を引用してみます。

「くらしのこよみ」は、日本で古くから用いられてきた季節の区切り方「二十四節気」と「七十二候」に沿って更新される、世界初の暦(こよみ)アプリケーションです。「東風解凍」、「桃始笑」、「土潤溽暑」、「楓蔦黄」。こうした自然の変化を表す七十二候の言葉をベースに、その季節を堪能できる写真、図像、俳句や読みものなどをお届けします。更新は七十二候にあわせ、およそ5日ごとに行われます。日付や曜日に縛られない、古くて新しい時間感覚をお愉しみください。

iOS/Androidどちらのアプリもリリースされています。

https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AE%E3%81%93%E3%82%88%E3%81%BF-for-iphone/id400438030?mt=8
見つかりませんでした

無料版で見れるのはその時々の説明だけ

このアプリで紹介される情報は、巻物のような形になっていて、その中で七十二候やその時々の旬のものなどを紹介してくれます。

ただ、無料版で見られるのはその時々の情報だけ。次の暦に移ると、自動的に内容が切り替わり、前の暦の情報を見ることは出来なくなります

もし過去や未来の暦の情報が見たい時は、有料で購入することでいつでも見ることが出来るようになります。金額は以下の通り。

・一年(72候分)2500円、四季(18候分)700円、二十四節気(3候分)200円の三つの単位からお選びいただけます。

七十二候って?

季節の区切り方の1つ

恥ずかしながら、僕は「七十二候」という季節の区切りについてはこのアプリで見るまで全く知りませんでした。正直なところ、聞いたこともなかった。

よく聞く「春分」とか「冬至」とかが含まれる「二十四節気」については、かろうじて知っていたものの、それも二十四すべての区切りを知っていたわけではないですね。

皆さんは、それぞれどれくらい知ってますか?

ちなみに七十二候についてWikipediaを見ると元は中国から伝わったようで、その名残りかそれぞれの区切りは「東風解凍(こちこおりをとく)」とか「魚上氷(うおこおりをいずる)」のように漢文の形になっています。

七十二候と二十四節気は関連していて、二十四節気のそれぞれがさらに三つに区分されている形で、合わせて24×3の七十二候に区切られています。

この七十二候だけ読むとなんのこっちゃよく分からないのですが、このアプリの説明文を読むと「ああ、そんな季節なんだな」と実感することが出来ます

七十二候 - Wikipedia
二十四節気 - Wikipedia

四季の移り変わりのある日本では知っているといいかも!

このアプリでは、この七十二候の移り変わりを知らせてくれます。

せっかく四季折々の移ろいのある日本に暮らしているのであれば、こういう移り変わりを知ることは生活をより豊かにしてくれるんじゃないかと思い、結構長いことインストールしてあります。

結構勉強になる情報を知ることの出来るアプリで重宝しているので、このアプリの機能をご紹介しましょう!

暦や旬を学べる貴重なアプリ

七十二候を知らせてくれます!

まずその名の通り、七十二候が移り変わりを知らせてくれます。アプリの通知機能があるので、iOSだとバッヂが点灯して教えてくれますね。

上で書いた通り、七十二候と二十四節気は関連しているので、暦の紹介文にはどちらの暦も記載されています。下の例でいうと、「小寒」が二十四節気で、「芹乃栄」が七十二候になります。

どの暦でも、七十二候に関連したきれいな絵が背景にあって、その暦の内容について説明書きが書かれていて、今がどんな季節なのかを知ることが出来ます。

旬のものって知ってますか?

恥ずかしながら、これまでその季節季節の旬のものってあんまり知らなかったんですが、このアプリには、それぞれの暦で旬となっている野菜や魚なども紹介してくれます。

以前もこのブログで紹介した土井善晴先生の「一汁一菜」でも、こんな言葉とともに四季折々その時の旬の食材に合わせた調理例が紹介されています。

なかなか実践できているとは言えないのですが、こういった旬を意識した食卓を通じて、少しずつでも季節を感じる豊かな生活を送りたいな、というふうに思っています。

都市化が進み自然の少なくなった現代でも、家庭で楽しめる四季の食の楽しみ方は変わらないものです。季節の移ろいを意識することで、日本人の感受性は磨かれてきたのですから、大切にしたいと思います。(著:土井善晴「一汁一菜でよいという提案」より)

我が家を料理のプレッシャーから解放してくれた「一汁一菜」
こんにちは、ダイクン(@channelsland)です。皆さん、自宅で夕食を作るとき、何品作っていますか?本当は「たくさんの種類の料理を作らなきゃいけない」のに、忙しくて作れないと罪悪感を感じていませ...

実際に「旬のもの」を購入することも可能!

しかも、ただ旬のものを紹介するだけでなくなくて、「うつくしいくらしかた研究所」のウェブサイト内に、「旬のものを炙って食べる」というコンセプトで道具や食材を販売しています。

実はこの記事を書いていて、このページがあることに気が付いたので、それなりに値段はするのですが、七輪などの道具が揃った「スターターキット」と炙って食べるのに適した旬の食材がセットになった「旬の美味(入門)」を購入しようと思ったのですが、残念ながらどれも完売

きっとまた季節が変われば再販されるんじゃないかと思うので、たまに巡回しておこうと思います。購入出来たら、またその時に記事にしたいと思います!

お店 | うつくしいくらしかた研究所
日本人が古くから日々の暮らしの中で実践してきたことや、暮らしの中にあった考え方に改めて注目し、現代にも受容されうる「うつくしいくらしかた」を提案する研究所。

まとめ

自分を含め、現代に生きる人は日々忙しい毎日を送っていると思いますが、こういう季節の移り変わりを意識して暮らすことで、少しでも心のゆとりを感じられるんじゃないかな、と最近思っています。

例えば、同じ道を子どもと散歩していても、季節の移り変わりを意識できるような人でいたいですよね。今の季節であれば、寒い日々が続いていますが、そんなかでも梅の木のつぼみが少しずつ膨らんでるなぁ、とかそういうところでしょうか。

このアプリはそんな季節の移り変わりを意識させてくれるアプリなので、是非同じように感じている方がいればインストールしてみてください!

コメント