2017 スウェーデン旅行記

2017 スウェーデン子連れ旅行記 vol.3 – スウェーデンドライブ事情

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スウェーデンドライブ

<前回記事:2017 スウェーデン子連れ旅行記 vol.2 – ダーラナ地方

こんにちは、ダイクン(@channelsland)です。

スウェーデンで1,000km近く車で走りましたが、とにかくストレスレスなドライブだったので、気づいたことをいくつかご紹介します。

交通量や人口密集度など前提が日本とは大きく異なる部分はあるものの、日本の田舎の道路インフラでも見習えるところはあるでしょうし、ドライバーマナーに至っては全員こういう風に走ってくれたら渋滞解消に少しなりとも貢献する気がします。

あくまで田舎の道路が中心の話なので、スウェーデンでも都会では異なります。また、すべて当ブログ管理人の主観なので、あらかじめご了承ください。

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スウェーデン道路事情

ドライバーのマナーの面と、道路インフラに分けてご紹介します。

ドライバーマナー

  • みんなが同じ速度(制限速度の上限いっぱい)で走る。速すぎる人がいないだけじゃなくて、遅い人もいない遅いのはトラックやキャンピングカーなどを牽引してる車だけ。実はこの遅い人がいないというのも、渋滞回避の大きな要因なんでしょう。

 

  • 登り坂でも、みんな速度が落ちない。(クルーズコントロール使ってるのかも?)

 

  • 老若男女みんな運転が上手い。100km/hオーバーでもフラついたりする人は皆無。

 

  • ちゃんと走行車線を走る。追越車線に出ても、抜いたらすぐに戻る。意味なく追越車線を走ってる人は道中1人もいなかった(!)

 

  • ラウンドアバウトなどで速度が落ちても、アクセルをしっかり踏んですぐに制限速度に戻した後、巡行する。みんな踏むべき時にはこっちがビックリするくらいしっかりアクセル踏む。

 

  • ブレーキよりも先に方向指示機を出す。当たり前のことながら、このおかげで減速する車を余裕を持って避けれる。これ、日本で出来ていない人、たくさんいますよね。

 

  • 上に書いたようなことを99.9%の人が守ってる。これが1番の驚き。当たり前なことを当たり前にやってる。結構イケイケなチューンしてるアメ車なんかも、ちゃんと走行車線を走ってました笑

インフラ

  • 田舎はトータル3車線しかなく、2,3kmごとに追越車線が上り下り交互に作られていて無駄がない。遅い車がいても、数キロ待てば抜けるのが分かってるのでイライラせずに済む。

 

  • 田舎はラウンドアバウトばかりで信号がないので、減速はしても完全に停止する必要がない。(30, 40kmの間、完全に停止しないことはざら)しかも、これなら信号のメンテコストもかからない。

 

  • スピード自動計測器は速度を落とす必要のある場所にある。例えば集落への入口手前などで110km 制限から70km 制限に落ちる時に、70km まで落としてるかをチェックしてる。(高速や道路に脈絡なく現れて渋滞の原因を作ってる日本のオービスとは意味合いが全く異なる。)

 

日本でもラウンドアバウト導入がニュースになっていたのでご存知の方も多いと思いますが、ラウンドアバウトというのは、十字路の代わりに円形の道路を利用する交差点のこと。

ラウンドアバウト - Wikipedia

まとめ

いかがだったでしょうか?

思うに、これだけストレスレスだと感じた大きな要因は、他の人がどう動くか100%に近い精度で予測できるからなんじゃないかと感じました。他の人の動きが予測できるから、自分も迷いなく運転できる。

日本だと『この人、なんでこんなとこ走ってんの?』とか『この車、どっちに行くかな?』っていう感覚が、ストレスの大きな要因になっているんでしょうね。

こういう意識をとても多くの人が共有できている運転スキルの教育方法が気になります。

次回はいよいよ、スウェーデンの首都、ストックホルムを紹介します。

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