ここ1年くらい自分の生活が「とても整っているなぁ」と実感していて、前回はその1つの要因と思っている「睡眠」について書きました。
今回は、また違った観点から自分が普段の生活で重要視している「基準点」について書いてみます。
この「基準点」というのも自分自身で「生活が整っている」と感じられている大きなポイントだと思っているので、ご紹介できればと思ってます。
いろんなものに「基準点」を設定する
要は「自分自身に関わるいろんなことに対して基準とする点を設定して、そこからズレないようにする」ということです。
例えば、自分の健康だったり、家の掃除だったり、筋トレだったり、本当にいろんなことに対して意識してます。
特に自分の健康状態については、難病を患ったこともあって体調を崩すことが大きな体調不良の引き金になりかねないので、文字通り、死活問題。
でも健康については色々と書きたいことがあるのでまた次回別記事として書くので、今回は健康管理以外の点について書いてみます。
数値化できる基準とできない基準
基準点には設定する対象によって数値化できるものとできないものがありますが、数値化できるものについては出来るだけ数値化してます。
例えば、自分の体重だったり、筋トレの目標だったり。
そういうものは明確に基準とする点をハッキリと数値化できるので、管理がしやすい。
逆に出来ないものの例で言えば、自分の健康状態だったり、家の片付けだったりというところでしょうか。
こういうものは客観的な数字では表現できないので、自分の感覚として意識せざるを得ないです
例えば家の片付けであれば、「一度完全に片付けて全てのものがあるべきにある状態」が基準点になります。
あとは自分の周りのいろんなところに設定した基準点をベースに、自分の生活をコントロールするイメージです。
「基準点」からのズレ
一旦基準点を設定したら、あとはその基準点からのズレを意識して、ズレがあればすぐに対処する、ということを徹底します。
個人的には、この「ズレがあったらすぐに対処する」というところが、自分の周りを整える一番のポイント。
ズレがあったらすぐ修正!
「すぐに」というのが、ホントに大事。
車を運転していて、車線の真ん中からズレたらすぐ修正しますよね?
もしそのズレに気づかずに対向車線までズレていってしまったら、、、。
それと同じで、体重の例で言えば、気がついたら目標体重から10kgも太っていたら、そっから元に戻すのは結構大変。
気がつけば真正面に対向車線のトラックが迫って来てる感じですね、、、汗
でも「あ、ちょっと食べ過ぎて1kg太ったな」というレベルで気がついていれば、次の数日間食しないようにするとか、そんなレベルですぐ戻るはず。
家の片付けとかも全く同じで、ちょっとした汚れを見つけたら、汚れた直後に掃除すれば比較的すぐにきれいに戻るけど、時間が経つとこびりついちゃって元通りにきれいにするのはかなり大変。
なので、自分の設定した基準点からのズレを常に気にし続けるというのがポイントです。
体重なら毎日体重計に乗るし、家であれば毎日汚れてないか気にします。
毎日そんなことばっかり気にして疲れないの?って思うかもしれませんが、個人的には、この方法が結果的に一番楽して自分の周りを気持ちの良い状態に維持できる方法だと思ってるので全然苦になりません。
ズレは悪いことではない
あと、ズレが起こること自体は悪いことではなく自然なこと。
例えば、家で毎日生きてれば散らかるのは当然のことですよね。
どう頑張ったってズレは起こるので、ズレを起こらないようにするというのはそもそも無理な相談。
問題なのは、そのズレを認識できなかったり、ズレを長期間放置してしまうこと。
基準からズレたら、すぐにその基準点へ戻すというところがすごく大事です。
ズレを探しつづけるメリット
このズレを認識するためには、自分の周りの状況をより細かく見ないといけなくなるので、一言で言えば自分の生活全体がとても「丁寧」になりました。
たぶん自分自身で自分の生活を「整ってるなぁ」と感じる理由は、いろんなことに気をつかうことで「自分で状況をコントロール」している感覚が高まるからなんだと思います。
自分ではどうにもできない何か大きな力に自分の生活を邪魔されることなく、「自分の周りの特定の範囲に限っては自分自身で制御して、全てをコントロールできている」という全能感というか達成感というか、この感覚が自分の生活が満たされてるという感覚を生むのではないでしょうか。
もちろん生きてれば自分の力の及ばないことはそれこそ無限にあるんですが、少なくとも自分の周りのXXX だけは自分自身で制御してやる、という気持ちがあるだけで気持ち的にはかなり「整う」はず。
そういう意味では、自分のコントロールできないものに対しては基準を設定すべきではない、ということでもありますね。
個人的にはこの「自分で状況をコントロールできている感覚」って思った以上に自分のメンタルに良い効果をもたらすと思っているので、例えば家のシンクだけとか限られた場所だけでも良いので、皆さんも基準点を設定してその基準点からのズレを意識してみてはどうでしょうか?
「基準点」の置き方
もう1つ、この「基準点」の使い方があると思っていて、それが自分の成長だったり改善という側面。
上に書いたような「ズレを直す」ということを続けていると、結果的に自分の周りが自分で作った「基準点」に近づいていきます。
なので、基準点を変えてあげてズレを直し続ければ、時間とともにその基準に近づいていきます。
ここで大事なのは、あまりに自分とかけ離れた基準点を設定しないこと。
現状からちょっとだけ離れた基準を設定して、そこに近づいたらまた新たな基準を設定して、という繰り返しが理想的かなと思っています。
よく言われるスモールステップ、というやつですね。
自分の筋トレの例で言えば、今はベンチプレス 75kg を「最終目標」にしていますが、今の「基準点」は 67.5kg。
67.5kgが達成できたら次は70kgを基準にして、少しずつ最終目標に近づこうとしています。(※ ベンチプレスは 2.5 kg が最小単位)
というわけで、今回は自分が意識している「基準点」について書いてみました。
上にも書いた通り、自分で自分の周りをコントロール出来ている感覚というのは精神的な安定というか充足感をすごく感じさせてくれる魔法のような感覚だと実感してます。
もしそういったことをやられていない方がいれば、是非騙されたと思って、一度自分の身の回りのどこかに「基準点」を作ってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それでは。
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